いつか見た光景

僕は彷徨い続けている。
〜 戻れぬ過去とひとり遊び 〜

(続)いつか見た光景 〜 プロローグ 〜

かすかな記憶。

ふとした彼女の仕草。

瞳のなかに君を感じる。

目を閉じる。

君がうなずく。

初めて触れた手は、とても繊細で握りしめたら壊れてしまいそう。

リングを見つめる君。

クリスマスイヴ、ツリーから放たれた輝き、街のイルミネーションが

プリズムのように鮮やかな色彩をかなでる。


風に舞うふたつのシャボン玉が触れ合い、重なり合う。

先に消えるシャボン玉、僕はほんの少しの間舞い続ける。

時は子供の頃に吹いたシャボン玉。


Tears are falling down your cheeks.

Duaring you were feeling me, fell into asleep forever


天に召されし生魂(みたま)は愛した人を捜し彷徨う。

いつか出逢えることを信じて。

天に召されし生魂は愛した人を捜し彷徨う。


We exist only in the past, can't stay in now.

Only time goes by.


Two soap bubbles dancing in the wind come in contact, and one disappears earlier ,I continue dancing for a while.

Like sweet memories in the days of a child.


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